山形県は東北地方の日本海側に位置しており、面積の約7割は山地です。山形という地名はこの立地が由来となっているといわれ、特に日本百名山に数えられる蔵王山、鳥海山、月山、吾妻山、朝日岳、飯豊山の六座は大きな存在感があります。また、県南部から流れる日本三大急流の1つ、最上川は山形県の母なる川として親しまれており、山形県の豊富な農作物は山と川からの恵みです。山形県では、このような地形を活かしたグランピング施設が増えてきています。そこで今回は、山形でおすすめのグランピング施設をご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてください！
yamagata glamは、山形新幹線の停車駅である村山駅からタクシーで10分ほどのところにあります。この施設では、夏と冬で異なる食事メニューを展開しており、山形県産の食材をたっぷりと味わうことができます。隣接するクアハウス碁点には大浴場と露天風呂があり、ゆっくりと温泉に浸かることも可能です。
この施設には、8つのドームテントが用意されています。それぞれコンセプトがあり、内装やインテリアに工夫が施されているのが特徴です。動物や風景をイメージした空間が広がっており、非日常を感じることができます。8つのドームテントの中にはわんちゃん専用のドームテントが1つあるので、愛犬と一緒にのびのび過ごすことも可能です。
この施設では、さまざまなアクティビティを体験することができます。特に最上川の舟下り、そば打ち、碁点焼きの体験は、この施設がある山形県村山市ならではのアクティビティです。他にも山形の豊かな自然を満喫しながらの乗馬体験やグランピングの醍醐味ともいえる焚き火もできるので、心身ともに癒されます。
sotonico グランピング山形は、JR仙山線の楯山駅から徒歩約10分のところにある施設です。ここで体験できるグランピングは1日1組限定となっているため、貸し切りでゆっくりとアウトドアを楽しむことができます。きれいな設備やおいしい食にこだわってつくられている施設で、贅沢なグランピングを満喫してみてください。
この施設は「大切な人たちと楽しい時間をソトで過ごし、笑顔になってほしい」というコンセプトを掲げています。設備や道具にこだわり、自然の中で過ごすキャンプでの不安を取り除くことを徹底しています。そのため、道具の準備や周りのキャンプ客を気にせず、自分たちだけの気兼ねなく過ごせるプライベートタイムをつくることが可能です。
グランフォティアは、山形市街から国道286号線で山の中へ入っていくと見えてくる宿泊施設です。東北自動車道関沢ICを利用すると約3分で到着します。ここでは静かな時間を過ごせるロッジ風のゲストハウスに宿泊することができますが、特におすすめなのがフロントから山道を5分ほど歩いたところにある、1組限定で山を独り占めできるグランピング施設です。
このグランピング施設は、周囲の山と一体となっており、山のパワーをダイレクトに感じることができます。調度品はオシャレでありながら、山の景観を損なわないようにしているところが高ポイントです。また、山の中のキャンプをより実感させてくれるドラム缶風呂も目を引きます。都会の喧騒から離れて、自然の中でリフレッシュできる施設です。
RURALGLAM SOLASITAは、米沢市にあるグランピング施設です。山形新幹線米沢駅からタクシー、もしくは東北中央自動車道米沢北ICを利用することで行くことができます。この施設の名前の由来はフランス語で田園を意味するRural(ルーラル)という言葉であり、その言葉通りの風景が広がっています。心と身体を開放して、日々の疲れをリフレッシュしたい方におすすめです。
この施設には3タイプ8基のテントがあり、その内の5つは田園風景が望めるよう、一部ガラス張りになっています。食事付きプラン、充実したアメニティ、近くに提携の入浴施設があるため、快適に過ごすことができます。施設内にはドリンクバーが設置されており、ドリンクの種類が豊富なことも特徴です。充実したサービスがあるので、キャンプ初心者の方でも安心です。
R：MOGAMIは、山形県北部に位置する戸沢村に構えるグランピング施設です。ここはヴィラ型の施設で、コンテナのような外観の3タイプのお部屋が用意されています。ホテルのように洗練された内装で、その外観からは予想できないオシャレな空間に心が奪われるでしょう。最上川と出羽三山の雄大な自然との調和が特別な時間をさらに演出してくれます。
この施設のお部屋には他にも特徴があります。それは、プライベートサウナや露天風呂が付いているお部屋があるという点です。サウナに入り、テラスで四季折々の風景を堪能しながらの外気浴は格別です。また、この施設は基本的にオーディオ機器がありませんが、プロジェクター付きのお部屋があるため、お子さま連れのご家族に喜ばれています。
ホテル松金屋アネックスは、日本随一の強酸性硫黄泉で知られる山形県蔵王温泉にある宿泊施設です。ホテルへは蔵王温泉バスターミナルから出ている送迎バスを使うと便利です。このホテルの歴史は古く、元禄時代から続いているといわれています。また、ここには屋上にグランピング施設があり、東北では唯一無二の場所として知られています。
屋上グランピング施設には東向きと西向き、2棟のドームテントがあり、目の前には蔵王連峰を全身に感じられる大パノラマが広がっています。その中でいただくウェルカムフルーツやバーベキューはひと味もふた味も違います。また、ドームテントは1棟につき和室1部屋がセットになっているので、時間帯や利用シーンにあわせて使い分けると快適に過ごせるでしょう。
