岩手県の南部に位置する平泉は、平成23年にユネスコによって世界遺産に登録された遺跡群を擁することで知られている町です。
有名な中尊寺や毛越寺をはじめとする数多くの寺院、庭園、遺跡群は浄土思想の考え方に基づいて造られたもので、「平泉の文化遺産群」として世界中から高い注目を集めています。
また、11世紀末ごろには奥州藤原氏が館を構え、周辺が発展していたことから、その栄華の残り香を今でも端々に感じることができます。
このような歴史的価値の高さから多くの人々が平泉を訪れていますが、観光時にネックとなるのが宿泊施設の少なさです。
そこで今回は平泉に訪れる予定がある方に向けて、おすすめのホテル・旅館をご紹介いたしますので、事前にチェックしてみてください！
平泉を代表するホテルの1つとして名前が挙がるのが、平泉エリアの中心に位置している平泉ホテルです。
JR平泉駅から歩いて12分ほどの距離ですが、駅到着後にホテルに連絡をすることで送迎を行ってもらえるため、アクセス面での心配がありません。
和室、和洋室、洋室シングルのお部屋が用意されており、観光だけでなくビジネスでも便利に利用することができます。
館内の温泉には展望風呂が用意されており、平泉の町を一望しながら入浴できる点も大きな魅力といえるでしょう。
また、食事の美味しさにも定評があり、すき焼き、しゃぶしゃぶ、鉄板焼きなどのお料理から好きな物を選び、前沢牛を贅沢に楽しむことができます。
平泉ホテル武蔵坊に宿泊すれば、あらゆる面において満足度の高いサービスを受けられるでしょう。
平泉で旅館タイプの宿を希望される方におすすめなのが、2018年に新築された旅館 舞鶴です。
平泉を代表する観光スポットである毛越寺から歩いて3分の位置にあり、観光に最適の立地となっています。
奥深い歴史を有する平泉に似つかわしい和の雰囲気を感じることのできる旅館となっており、清潔感と雅な雰囲気が両立された、最高の滞在を味わえるでしょう。
お部屋には6畳、7.5畳、10畳の和室のほか、ツインタイプの洋室も用意されており、お好みに応じてフレキシブルな宿泊が可能です。
また、自家菜園で育てた食材と地産の旬の食材を使った郷土料理も魅力的であり、郷土料理を中心とした美食を通して、五感で平泉を堪能できます。
