昔。ここは賑やかな商店街だった。 碁盤目状の通りにはいろんなお店があり たくさんの人が通りを歩き、買い物を楽しんだ。 生活に必要なものはなんでもあった。 今。歩く人は減り、静かな商店街になった。 お店の数も少なくなったけど、 暮らしに必要なものはだいたい揃う。 たくさんの「人」がずっとここで暮らしている。 ここには今がある。 おんちゃん、おばちゃんには 商店街の記憶がぎゅっと詰まっている。 商店街の未来を不安がるなんて野暮な話。 商店街の日常は今日も続いていく。 この宿はそんな日常への入り口。 あれこれ深く考えることなく このまちにゆっくりと浸かり 暮らすように日常をお楽しみください

約四百年前、織田信長の部将金森長近公が 京の都に模してつくった城下町越前大野。 その町を象徴する「寺町」と「七間通り」が 接する角地に弥生旅館はあります。 初代、弥作が約百年前に創業し、現在は三代目。 全七室の客室は、より快適にご宿泊していただけるよう 主人が小まめに改装し、平成三十年には 外装及び内装（客室三室）を大幅にリニューアルしました。 立地に恵まれた当旅館より〝越前大野で過ごす時〟を お楽しみいただけますよう、 心を込めておもてなしいたします。 旬の食材を活かした味覚をご用意して、 みなさまのお越しを心よりお待ちしております。