観鹿荘
当荘は元東大寺の一院の旧構でありまして、1200年前の旧柱を用いた「天平の間」をはじめ、各室は建築・装飾に古代美術の粋を凝した純日本式旅荘でございます。前に東大寺大仏殿・名勝奈良公園、若草山を後ろに興福寺五重塔を望む景勝の中心に在り、古美術品を配した優雅な庭園をめぐらし、居ながらにして事の雰囲気に浸れます。真に塵外の理想郷で別名「吸霞荘」とも云われております。古都を愛し史跡を訪れる文人をはじめ、ご家族連れ、国外からのお客様に奈良を味わい、旅情を楽しまれるお時間をここ観鹿荘で過ごされる事を願っております。皆様のお越しをお待ち申し上げます。