善光寺は、長野県にある約1400年の歴史を誇る寺院です。
日本最古の仏像を本尊とし、全国から多くの参拝者が訪れています。
仏教の宗派が分かれる前に創建された寺院で、どこの宗派にも属していません。
宗派という壁がなく誰でも参拝できることにより、広い信仰を集めてきた歴史があります。
境内の入り口から山門まで、約400mの参道が続く善光寺表参道があり、参拝と一緒に楽しむスポットとして親しまれています。
美味しいグルメやお土産屋さんなど、訪れたいお店が豊富で観光スポットとしての魅力も満載です。
今回は善光寺周辺で滞在する際におすすめのホテルや旅館をご紹介させていただきますので、ぜひ参考にしてください！
うるおい館は、JR長野駅から車で約7分の立地にある旅館です。
長野駅に隣接するバスの発着場から旅館までをつなぐシャトルバスが運行されているため、公共交通機関でもアクセスしやすいでしょう。
裾花峡温泉と保玉の湯の2種類の源泉を有しており、大浴場で楽しむことができます。
大浴場には、流泉の湯に18m、白岩の湯に22mの大露天風呂があり、裾花川と山々が織りなす壮大な景色を楽しめる環境です。
夕食は部屋食で、地元信州の味覚を盛り込んだ創作会席が提供されています。
信州善光寺 薬王院は、善光寺本堂から徒歩約3分のところに、阿弥陀堂として建てられた宿坊です。
畳敷きの伝統的で質素な佇まいの和室で、日々の喧騒から解放されてゆったりと過ごせます。
一部には書院造りの特別和室やベッドのある洋室も設けられています。
宿では日の出前に行われるお勤めであるお朝事や座禅、写経などが体験可能で、善光寺を最大限に楽しめることが魅力です。
食事は精進料理や鉄鉢料理が提供されており、精進刺身や天然のきのこをのせたそばなど、宿坊らしい食事を味わえます。
兄部坊は善光寺の表参道沿いに佇む宿坊です。
木と畳のぬくもりを感じられる純和風の客室で、ゆっくりと過ごせます。
夕食朝食ともに精進料理が提供されており、丁寧につくられた精進だしや信州産の食材を活かした料理を味わえます。
特にもどき料理のうなぎ湯葉が宿の名物で、宿坊ならではの魅力です。
宿内では写経体験が実施されており、雑念を忘れて心を整える時間を過ごせます。
宿泊者は善光寺でのお朝事参拝に参加し、本堂床下の回廊を歩いたり、参道でのお数珠頂戴を体験したりできます。
松屋旅館は、約300年前に善光寺本堂が建っていたとされる場所にある旅館です。
大火災により一度消失し、現在の位置に建て替えられたという過去があります。
宿のそばには、かつての善光寺本堂を記す延命地蔵尊が建っており、歴史を伝えてくれています。
宿は善光寺の境内に位置し、善光寺に一番近い旅館とされているため、アクセス面を重視する方におすすめです。
館内には男女別の大浴場が設けられていることに加えて、板前が手掛けた自家製の和食会席膳を食べられるなど、観光での疲れをゆっくりと癒せる宿です。
