郡上八幡は、岐阜県のほぼ中央に位置する、清流と歴史に彩られた城下町です。
八幡山には郡上八幡城がそびえ、市街地の各所から仰ぎ見ることができます。
江戸時代の伝統的な家屋が並ぶ景観は、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、散策しながら歴史に触れられる街です。
また、長良川の上流に位置しており、豊かな水に恵まれた環境にあります。
市街地の中央を吉田川が流れていたり、街の中に川から引いた水路が流れていたりと、水が身近な環境です。
今回は、そんな郡上八幡での滞在におすすめのホテルや旅館をご紹介します。
吉田屋は、明治創業の老舗料理旅館です。
創業以来「良質の地下水は料理には欠かせない」という教えのもと、敷地内にある3本の井戸を活かし、サービスを提供しています。
汲み上げた天然地下水を、料理のための鮎やうなぎの生け簀で使用したり、お風呂で使われていたりと、名水の宿という謂れにふさわしいサービスが魅力です。
客室は庭と一体となる造りの日本旅館タイプとホテルタイプの2種類が用意されています。
日本旅館タイプは庭に面した昔ながらの趣を楽しむ環境で、ホテルタイプはバスやトイレのある利便性が魅力です。
みはらや旅館は、眼下に流れる吉田川を眺めながら過ごせる旅館です。
川に面したお部屋では、その眺めやせせらぎの音に癒されます。
また、料理に吉田川で獲れる魚や地元の山で獲れる山菜を使用している点も特徴です。
旬の川魚や飛騨牛、自家製野菜など地元の味を味わえる食事です。
特に一部の時期には鮎が提供され、郡上八幡ならではの体験ができます。
3階建ての宿で各階に客室があり、3階では眺め、1階では吉田川との一体感と、階数ごとの趣が異なるのも魅力です。
あさの旅館は、バス停の城下町プラザから徒歩約1分の立地にある旅館です。
八幡城の下の大手門跡にあり、街の散策などの観光に便利です。
客室からは城下町の賑わいや古風な町並みを眺めながら過ごせ、古き良き日本を楽しめる環境といえるでしょう。
純和風空間に整えられているため、和の上品さに癒されたい方にぴったりです。
また、館内には内湯が用意されており、足を伸ばしてゆったりとくつろげる環境です。
食事には長良川が生んだ郡上鮎や岐阜を代表するブランド牛の飛騨牛など地元の味を楽しめます。
郡上八幡ホテル積翠園は、郡上八幡城まで徒歩約10分の立地にあるホテルです。
城下町の観光に出かけやすく、郡上八幡の自然や文化を存分に楽しめる環境です。
八幡山の中腹に佇む一軒宿なので、静かな環境でくつろげる点も魅力でしょう。
客室は「暮らすように旅する」をコンセプトに整えられており、リビングとベッドルームが一続きの開放的なお部屋や、テラス付き露天風呂のある部屋など多様なタイプが用意されています。
大浴場はないものの、洗い場付きの広々としたバスルームがあるため、リフレッシュできます。
旅籠 東屋は、郡上八幡駅から目と鼻の先にある旅館です。
長良川鉄道を利用するとアクセスしやすく、観光列車での鉄道の旅を楽しみたい方に適しています。
郡上八幡駅前おどりの会場も旅館の玄関を出てすぐのため、イベントへの参加を検討している方にもおすすめです。
部屋は全部で5部屋用意されており、すべて純和風のしつらえです。
最大5名で宿泊できる10畳の部屋と、最大4名で宿泊できる8畳の部屋があります。
また、館内には複数の洗い場が用意された広めのお風呂があり、旅の疲れを癒せます。
たかおは、サイクリングターミナルとしてつくられた旅館で、宿泊者に自転車の貸出を行っています。
子ども用の自転車もあるため、家族でサイクリングを楽しむこともできます。
街までも自転車に乗れば約20分のため、自転車での散策もおすすめです。
料金がリーズナブルな設定で、利用しやすいのも魅力です。
また、郡上八幡の川の幸や山の幸を楽しめるごちそうプランも用意されています。
岐阜市内の有名和食料理店で得た経験が活かされた、四季折々の料理を味わえるでしょう。
中嶋屋旅館は、宿泊と朝食のみを提供しているB&B形式の旅館です。
夕食の提供がないため、郡上八幡の街を散策して気になるお店で食事できます。
朝食は部屋食で提供され、鮎の一夜干しや郡上の名水を使った湯豆腐鍋など、季節ごとの美食を味わえます。
客室はすべて、古き良き日本の雰囲気を楽しめる純和風のお部屋で、ゆったりと過ごしたい方にぴったりです。
また、貸切風呂が館内に設けられており、男女別での利用や家族でゆっくり楽しめるほか、朝風呂の予約も可能です。
